とは言え、ブローニーのカラーは5本1パックばかりで、貧乏性な私には、なかなか難しいところですが、たまたま同じ市内で、ブローニーのカラーをバラ売りしている写真屋さんがあるということで、そこで買いました。
しかし、フジはまぁいいとして、コダックは高いですね!1本800円以上します。フジも最近、値上げを発表したので、また高くなるようです。
買ったのはPRO 160 NSというフィルム。なんでも階調再現性に優れているとのこと。
実際撮ってみたのは以下の通り。
真ん中の木の葉のグリーンが渋い感じですね。
モノクロではあまり気にならなかったのですが、周辺光量は結構落ちますね。モノクロの時は、適当に焼き込んだりするので、わかりませんでした。
グリーンが被ってます。ネガの特性でしょう。
あと、この状況だと、ピントはシビアですね。ちょっと甘い感じになりました。
総じて、ネガに忠実な色が出ていると思います。
グリーンに転ぶのは、ネガの特性のようですね。
初めて使ったネガですが、結構気に入りました。
まだPRO 400Hを使ってないので何とも言えませんが、あのネガは割と好みが別れるみたいなので、こっちでいいかと。安いですしね。
久しぶりに紅梅HM-1を使って、目測のピント合わせが不安でしたが、天気が良く、そこそこ絞れたので、まぁ大丈夫でした。
それにしても、よく写るカメラだな〜、と改めて感心しました。
EOSと来れば、やはりアダプターを付けてのレンズ遊びの方に行ってしまうのですが、その中でも、ちょっといいな〜と思ったのが、このレンズです。
ボディーを買った直後ぐらいに安く手に入れたのですが、ライカ判換算72mm〜200mmという、銀塩AF機のキットレンズのような焦点距離にどう使っていいか、という感じだったのです。
しかし、このレンズのことを調べると、かのカールツァイスとの共同設計(
かもしれない)ということが判り、撮ってみようとなった訳です。
ちなみに、先ほどの(かもしれない)は、いろんな方のサイト等見たのですが、決定的な資料というのが残ってないため、このような、あくまで推測という言い方になったのです。
テレ端開放です。
60mmぐらいで、F5.6
これなんかは、いかにも望遠という感じの圧縮効果の分かる絵だと思います。
全体的に線の細い描写だと思います。
発色は素直な色だという感想です。
焦点距離もですし、見た目も「いかにも」望遠ズームなので、街中で振り回すには、ちょっとどうかな?とも思ったのですが、好きな感じのレンズです。
このレンズに限らずですが、最近あまり広角レンズを使わなくなり、ライカ判だと40mmぐらいが丁度よく感じるようになりました。
EOSにも、普段はSuper-Takumar28/3.5ばかりです。
なのでこのレンズも、以前のような「いかにも」望遠、という感じがしなくなりました。
歳と共に、視覚の変化を感じているところです。
商店街のアーケードという、ゾーンフォーカスカメラにはちょっと厳しい条件ですが、なかなか写っています。
陽が十分あれば、怖いものなしです。
シャドーも潰れず、ディテールがちゃんと残っています。
神社の境内という、静かな場面では、とても静かとは言えない巻上げ音ですが、不快な音ではないので、まぁいけます。
30mm f3.9という中途半端な感じのスペックのレンズですが、コントラストが高く、私の好きな感じに上がります。
トリプレットでも十分写るということを認識させてくれるレンズです。