先日、よく行くカメラ屋さんのジャンクBOXに転がっていました。800円でした。まぁ、本体にバッテリーだけで、CFカードのカバーも外れていたので、こんなもんかな?と思い、拾い上げてきました。
CFカードを入れる向きも逆で、最初は焦りましたね。カード入らないって。
とりあえず、バッテリーを充電しようと、いつも使っているマルチチャージャーにバッテリーをセットしても、いくら経っても充電できませんでした。
?と思ったら、7.4vなのでした。私の持っていたマルチチャージャーは、3.7v専用なので、そら充電出来ない訳です。
なので、これを買いました。
この商品、賛否両論あるようですが、私はとても重宝しています。デジ一もコンデジも充電できるのは、やっぱり便利です。amazonで1800円ぐらいでした。
で、いざ使ってみると、とにかく動作が遅い!起動にも3~4秒かかります。それより、メモリーへの書き込みがjpeg FINEで10秒近く掛かるのです。まぁ、確かにSDカードをCFアダプターに変換しての運用だったので、やはり時間はかかります。しかし、これではストレスなく撮影というには程遠い状況なので、CF(2GBまでしか認識しないので)2GBのCFをヤフオクで調達してきました。確かに早くはなりましたが、それでもやはりサクサクという訳にはいかないですね。RAWだとちょっと…、考えたくないですね。
しかし、撮れる絵は好きです。どちらかと言うと線の細い絵ですが、シャープでいいです。
広角は換算28mmの画角ですが、やはり歪みますね。
あと、マクロは強い感じですね。マクロでの撮影では、バリアングルの液晶が役に立ちます。
このバリアングルの液晶、普段は使わないです。イマイチ見えが良くないですね。なので、普段は光学ファインダーを覗いての撮影です。
AFがどこに合っているのか判らないので、真ん中で合わせて、フレーミングするという、フィルムコンパクト機のような撮影になります。
なにしろ2001年発売のデジカメなので、目くじら立てず、のんびり撮影するにはいいカメラなのではないでしょうか。
このレンズ、コムラーUNIAUTOマウントという、タムロンアダプトールのような、各カメラメーカーのマウントを付け替えられるマウントのレンズです。コムラーは、これ以前にもUNIマウントとして、プリセット絞りのレンズも出しています。
このレンズはたまたま、近所のカメラ屋さんで、ジャンク500円で拾ったものです。
FLマウントということで、A−M切り替えが付いています。
ボディーがAL-1なので、絞り込み測光でしかAEは効きませんが、AL-1はフォーカスエイドがあるので、少々ファインダーが暗くても、フォーカシングは困らないです。
なかなか使う機会がなかったのですが、先日、蚤の市があると聞いて、冷やかしついでに撮影してきました。
ここまでは、曇空での撮影です。発色が渋い感じです。周辺光量も若干落ち気味です。
晴れてきての撮影。やっぱり発色が渋い感じです。いかにも古いレンズといった感じです。
モロに逆光。こんな感じです。
古いレンズですが、そこを「味」として楽しむレンズとしては、安くていいレンズだと思います。
定評のあるfujinon38mm 2.8レンズを搭載した、ヘビービューティーカメラHDシリーズの巻き上げ、巻き戻しがモーター駆動のモデルで、このモデルでは、水深2mまでの水中での撮影も可能です。
フィルム室の開閉も大きなロックが付いていたり、電池室の蓋も浸水しないような出来になっています。通称「タフガイ」。
昨年の春頃、キタムラのジャンク箱で500円で拾って、動作確認だけはしていたのですが、なかなか撮ろうと思わず、やっと年始の撮り始めで試し撮りしてみました。
試し撮りして、気になったのが、ファインダーの視野角が狭いな、ということです。先日紹介したOLYMPUS 35 EC2(42mm)よりも、何か狭いような気がしました。
基本的にこのカメラ、建設現場などの記録写真を前提に作られていると思いますので、L判プリントにして、フレームアウトしないようなファインダーなのだと思います。
あと、レンズ横のSELFランプが、セルフタイマーを使用しなくても、シャッターを切ると必ず点灯します。多分、現場でホワイトボードなどを現場の人に持たせての撮影で、フラッシュを焚かなくても、持っている人が撮影出来たと分かるように、との配慮だと思います。
しかし、街中でのキャンディットフォトでは、この機能は邪魔かなと思いました。
一つ間抜けだったのは、撮影していて、途中一度バッグにカメラを入れて、再度カメラを出して、シャッターを切ったら、シャッターが切れず、あれっ、と思ったら、セルフタイマーがONになっていた、というのがありました。
実は、1985年のグッドデザイン賞を受賞しているんですよね。機能美の追求ということなのでしょうか。
街中で使うと、ある種際立つカメラと言えるでしょう。