残念なFUJICA ST605Ⅱ

このカメラに関しては、今更説明もないと思うのですが、シャッター速が最高1/700だったり、レンズの開放f値が2.2だったりと、なかなか中途半端な、というか、コスト削減の中頑張った数値なのかな?と思わせるカメラであります。


何が残念だったかというと、ファインダーです。確かに、セラーの説明には「ファインダーに汚れがあり」とあったのですが、大して気にもとめず入札したのですが、届いて、ファインダーを覗いてビックリ!

確かに汚れが一面にあります。
ただ、フォーカシングが出来ないということはないので、あまり気持ちがいいものではないのですが、安かったし、文句はいえません。
と言う訳で、付属のFUJINON55/2.2で試し撮りしてきました。






同じ55mmのSuper-Takumar 55/1.8と比べると、シャープでコントラストも高めです。思った以上にビビットな写りのレンズです。EBCではなくとも流石はフジノンと思わせるレンズだと思います。
ST605Ⅱもコンパクトなので、SMC TAKUMAR35/3.5をつけると、なかなかバランスがいいので、ファインダーが難ですが、コンパクトなM42システムの出来上がりであります。