Nikkor-S Auto 1:2.8 35mm With D40 飯塚ショートトリップ
久々のデジタル一眼レフ、しかも天下のニコン様です。型落ちとは言え、これが5000円なら飛びつく方も多いはず。
このD40、一緒に暗室をやっている若き写真家A君から譲って頂いたのです。
A君、スタジオのアシスタントをしながらプロカメラマンの道を突き進んでいるのですが、そこで機材の問題に直面したそうです。やはり周りはみなEOS 5D MkⅡ。そこで手持ちの機材を頭金にして云々、となった時に、このD40、内蔵ストロボがダメで、「多分、査定つかないと思うんですよね〜」という話しを聞き。「もし査定0円なら買うよ」と軽く言ってしまい、3日後には「査定0円でした、5000円でどうですか?」となった次第なのです。
折角のD40、非Aiニッコールも使えるということで、探していると、近所のカメラ屋さんのジャンクコーナーで見つけたのがこれです。塗装はかなり剥げて、ヘリコロイドのグリスも抜け気味。レンズ自体もカビありというもの。しかし2000円で天下のニッコールレンズが買えるなら、ということで購入しました。
とりあえず、ちょこちょこ撮ってはいたのですが、私の住む福岡市内から電車で1時間弱の筑豊は飯塚に行くことになり、旅のお供に持って行ってみました。
出発のJR博多駅8番ホーム。鉄道には疎いのでここはさらっと流します。
飯塚駅に降り立って、最初に目に飛び込んできたのがこれ。最近見かけなくなったな〜、と思いつい1カット。
夕方5時前というのに、かなり静かな駅前。
逆光を入れてみたら、見事にゴーストが出ます。
飯塚なのに神戸…。
飯塚なのに東京(もういい…。
なんだか寂れた感じをつい撮ってしまいます。
ライカ判に換算すると、50mmちょっとという、私にとってはちょっと長めのレンズになるのですが、コンパクトなボディーに標準画角のレンズという、写真を始めた時に買ったオリンパスOM-1+50/1.8のような感じで新鮮でありました。
このに組み合わせに、以前紹介したタムロンの24mmを加えて、しばらくはマニュアル単焦点レンズだけでいくのもアリかなと思ったのでありました。